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私の血が汚れている?!|瘀血【体質チェック】

美容薬剤師 佑:Task

美をインスパイアする美容薬剤師|(一社)美容薬剤師協会 所属|認定ONP11期|『美のあり方(美しく生きる)』をテーマに発信|【目指せ、『ノーファンデ 輝く素肌』】30代からのおうち美容アイテム:Dr.Pharmacyを販売中!

最近、シミやくすみ、アザができやすくなったな。頭痛や肩こりもして、背中のハリを感じるし、生理もひどくて長引いている...。

そんなことはありませんか?

それ、もしかしたら...

あなたのが“ドロドロ”と滞って、汚れが溜まっているのかもしれません!

この投稿では【瘀血】について、わかりやすくまとめてみました。

*【読めばナルホド!大事なポイントが分かる東洋医学基礎編第五章:津液を先に読んでおくと、さらに理解が深まります!)

(基礎編)第五章
血・津液とは?

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この投稿を読むメリット

  • 「かんたんチェック」で、自分が瘀血であるかがわかる!
  • 瘀血の予防・対策が立てられる!
  • 瘀血の時にどういう食材を選べば良いのかがわかる!

【瘀血】〔血〕がドロドロ滞る

【瘀血】〔の巡りが悪くて、ドロドロと滞っている状態

が十分に流れないので、身体の各部位に汚れや老廃物も溜まりやすくなります。

(*【瘀血】=【汚血】と言葉でイメージをするとわかりやすいかと思います。)

汚れたが滞って、溜まった部分には大きな負荷がかかります。

また、栄養(栄養素や酸素、ホルモンなど)を必要とする臓器に『』が行き渡らないため、身体の機能低下、バランスも崩れやすくなります。

【瘀血】は冷えや日頃の生活習慣の影響を受けてなります。

また、氣虚】・【血虚】・【氣滞が原因となって起こることもあります。

これはを巡らせるエネルギーとなるからです。

特に女性は生理や閉経、妊娠・出産などの機能に関わることが多いため、【瘀血】になりやすいです。

【瘀血】になると、顔色も悪くなり、目の下にクマ、肌にシミ・くすみが出やすくなります。

生理痛もひどくなりやすく、頭痛や肩こりも悪化しやすいです。

美と健康」のためにも、【瘀血】は改善すべき体質です。

【瘀血】と【血瘀】の違い

【瘀血】のことを【血瘀】と称されることもありますが、厳密に言うと...。

【血瘀】の巡りが悪い状態

【瘀血】の巡りが悪いことで、血の塊が生じて滞った状態。つまり、【血瘀】が進んだ状態。

当サイトでは【血瘀】を含めて【瘀血】とします。

主な症状

頭痛、肩こり、冷え、のぼせ、アザ(内出血)、肌のシミ・くすみ、月経痛、月経不順、不正出血、腫瘍、血栓、塞栓、疼痛、腫れ

かんたんチェック

  • 顔にシミやくすみが出やすい

  • 顔色、特に目の周りの皮膚の色が暗い

  • 肌がザラザラしている

  • 頭痛持ちである

  • 体が何かを抱え込んだように重い

  • 首や肩こりしやすく、いつも決まったところに痛みがある

  • 背中がボコボコしている

  • 背中が緊張状態、または張っている
  • 冷えると痛みが増す

  • 生理痛がつらい

  • 不正出血がよくみられる

  • 痔になりやすい

  • 唇や舌、歯茎が赤紫色で、見た目の色が悪い

  • ぶつけるとアザができやすく、なかなか消えない

  • 検査で動脈硬化や血栓があると指摘される

  • 感情の浮き沈みが大きい

【当てはまった数が1〜4個で可能性:小】まだそこまで自覚はないものの、まずはご自身の生活習慣を見直してみましょう! 

【当てはまった数が5〜8個で可能性:中】要注意です。このまま放っておくのは危険です。できることから一つずつ、生活習慣を改善していきましょう!

【当てはまった数が9個で可能性:大】ここまでになると、毎日シンドいはず。養生法・食養生をきっちりとやりましょう!

さて、あなたは何個当てはまりましたか?
佑:Task
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養生法

ストレスを溜めない生活」を心がけることが、まず第一です!

ストレスはへの負担が大きいです。

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東洋医学でいう【疏泄作用】【血の貯蔵作用】を担います。

から作られたを一時的に貯蔵し、状況に応じて巡りの調節を行って、必要な分を体の各臓器や組織へと送り出します。

また、【解毒代謝】を担うことで、に溜まった汚れや老廃物を取り除いて、綺麗にします。

はストレスにより消耗しやすく、正常に働かなくなると、【瘀血】にもなりやすくなります。

ストレスが溜まったら、抱え込まずに趣味や運動、好きなことをして発散させることが大事です。

身体の冷えも【瘀血】の原因となりますので、ウォーキング半身浴は血行が良くなって温まるのでおすすめです。

夏場の冷房には特に気をつけてください。

設定温度:-0.5~1.5℃」、「湿度:50〜60%」くらいに設定して、快適に過ごしましょう。

【瘀血】は生活習慣を見直せば改善できるので、できることから取り組んでいきましょう。

食養生

【瘀血】の食養生

  • 【五性】
  • 【五味】
  • 【おすすめの食材(薬膳)】
    大豆、小豆、黒豆、納豆、黒米、とうもろこし、にんにく、らっきょう、玉ねぎ、ウコン、キャベツ、なす、とうもろこし、ほうれん草、里芋、きくらげ、ブルーベリー、プルーン、もも、カツオ、イワシ、サバ、酢、黒砂糖、ココア
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(おすすめ)血をサラサラにする食材

【瘀血】の人はがドロドロと滞っているのを解消するために、血をサラサラにする食材を取りましょう。

EPAやDHAを含む青魚や血の凝縮を抑制する野菜類を摂ると良いです。

逆に、脂っこい食べ物はをドロドロにしてしまうため、控えめにしましょう。

「たまねぎを盛り合わせたカツオのたたき」、「里芋の煮っころがし」、「とうもろこしとほうれん草のバターソテー」とか良い組み合わせです。

また、早食いをせずに、“ゆっくり”と食事をしましょう!

よく噛んで食べることで、早食いを防げて(おまけに満腹感を得られて、食べ過ぎなくなる!)、消化吸収も良くなります。

何よりも“食材の良さ”を感じられますので、ぜひ心がけてみてください。

【まとめ】身体の「中」から美しく

【瘀血】

の巡りが悪くて、ドロドロと滞っている状態

[養生法]

ストレスを溜めない生活」を心がけることが、まず第一です!

[食養生](おすすめ)

血をサラサラにする食材

【瘀血】冷えやストレス、日頃の生活習慣が原因となって生じます

ただ、これらを改善・解消すれば、状態も正常に戻ります。

兎にも角にも、「ストレスを溜めない生活」が大事です。

【瘀血】が続くと、身体の汚れもどんどん溜まっていきますので、スッキリと綺麗にしたいところです。

身体の「中」からの美しさは、“”を長く保ち続ける秘訣です。

【瘀血】とならないよう、ストレスをうまくコントロールして、心と身体が良くなる生活を心がけましょう!

目指せ、血流美人!!
佑:Task
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まとめ
読めばナルホド!大事なポイントが分かる東洋医学

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